小西生コン事件 行政訴訟が結審

裁判はこの日で結審になりました。支援や地域の労組から8名の傍聴がありました。

小西生コン事件では、組合員の定年後再雇用を約束した労働協約を、会社が弾圧を理由に、組合を「反社会集団」として約束を破棄するということが起きました。愛知県労働委員会は労働協約が就業規則に優先するという労働法を無視、裁判では、「関西生コン支部が労働組合かどうか解らなかった」等と主張しました。他方、会社の方は以前の主張を取り下げ、この協定が労働協約であることを認めました。また、裁判では、4月に組合員に定期昇給がなく、それで組合を脱退した元組合員には6月に定期昇給を行っていたことが裁判で会社の認めるところとなりました。これが不当労働行為でなくてなんでしょうか。他にも愛労委が、労使に争いのない事実について別の事実認定をする、実際に行われた一連の団体交渉は実質的な団交拒否と認定しながら、その間、日にちを間違えたとして履行しなかった団交については団交拒否ではないとする等、全く出鱈目な判断をしていることを暴きました。この訴訟は、関生弾圧に付随する不当労働行為を争う裁判であると同時に、団体の垣根を越えて、地域の労組が愛知県労働委員会の問題点を考える重要な契機になりました。