5.覚書:新左翼運動を総括する視点
かつて一世を風靡した新左翼運動は、その創生から半世紀をへた今日、日本では全く衰退してしまった。最早、「理論的血統」の正統性を争う論争には意味がないであろう。運動を再生するためには、「新左翼運動とは何だったのか」という総括…
かつて一世を風靡した新左翼運動は、その創生から半世紀をへた今日、日本では全く衰退してしまった。最早、「理論的血統」の正統性を争う論争には意味がないであろう。運動を再生するためには、「新左翼運動とは何だったのか」という総括…
この論文は、資本論の未完部分といわれる恐慌の周期的必然性の理論的解明を宇野恐慌論の難点を止揚することで実現しようとしたものです。 再生産表式を、「労働力を資本は直接生産できない、好況期に資本の有機的構成の高度化はすすまな…
はじめに 2001年の9・11事件はアメリカ帝国主義を痛撃するとともに、様々な民族を含む3000人をこえる人々の犠牲をだした。 しかし、人類の真の悲劇は、むしろその約1ヶ月後に開始されたアメリカ(USA)のアフガニスタン…