「謝罪するまで帰らない」、ミャンマー人実習生32名、名古屋入管で深夜までの交渉続く

愛知県飛島村にあるY製材傘下の協同組合を受け入れ機関とするミャンマー人実習生たちが、名古屋入管で深夜まで交渉を続けました。ミャンマー人たちは、「会長の暴力の停止、通帳やパスポートの返還、強制帰国をさせないこと、送り出し機関が帰国後保証金を返すこと」などを要求、「会長の謝罪と再発防止の確約がなければ職場に帰れない」と訴えています。

 来年7月には研修・実習制度が変わりますが、使用者側である受け入れ団体に労働者の人権保護を委託するというこの制度の根幹が変らない限り、問題が改善するとは思えません。