生コンドライバー(68歳)、不当労働行為の第2定年を打ち破り職場復帰勝ち取る

8月1日、生コンプラント・東海菱光のミキサードライバー(68歳)が7月25日に裁判で勝利和解、この日出勤して職場復帰を実現、職場の組合員・非組合員の仲間に迎えられました。

当該の連帯ユニオン組合員は定年後再雇用を更新し、昨年3月に組合と労働契約法18条の無期転換を申込み、抵抗する輸送会社に対して組合が労働委員会に申し立てを行い、無期転換を実現しました。しかし、会社は、会社グループで65歳を超える運転手が30名を超えて71歳のドライバーもプラントに複数いるにもかかわらず、無期転換の第2定年を68歳とする就業規則の改悪を秘密裏に行い、本年3月に当該組合員を定年退職扱いとしました。当該組合員は3月を待たずに提訴、組合も組合加入宣伝を強化、この日の和解、復職となりました。

今や、65歳以上の労働人口は13%を超え1000万人に近づいています。高齢労働者の問題は今後ますます重要になっていきます